クリストファー・ノーラン監督の映画をおすすめとメモのページです。観た映画から随時更新していきます。
製作年が新しい方から順に掲載しています。
テネット(2020年)
ダンケルク(2017年)
戦争映画。第二次世界大戦のイギリス軍大撤退の様子を描いています。ですので予備知識がないとどういったストーリーなのか理解できません。状況を事前に知りその当時の様子をノーラン監督の描写で描いている大作です。
一般的には評価されにくいですが、周辺情報を知った上でもう一度視聴すると当時の緊迫した様子や臨場感を体感できるすばらしい映画です。
ジャスティス・リーグ(2017年)
クリストファー・ノーランの製作総指揮作品。DCコミックのヒーロー映画。マーベルではない方のアメコミ・ヒーロー。スーパーマン、ワンダーガール、バットマン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグが活躍する。
クリストファー・ノーランが監督ではなく、やはりひとつノーラン節ではない印象があります。ノーラン作品を観たいだけの人なら無視してもいいかもしれない映画。
インターステラー(2014年)
SF宇宙もの。アクションと宇宙の映像がすごい。単純に宇宙空間とSF映像を観てるだけでも楽しめる。設定や状況把握は簡単で理解しやすい。
インセプション(2010年)
他人の夢、深層心理に入り込むSF映画。設定が複雑で理解するまで時間がかかる。レオナルド・ディカプリオ主演。
人間の夢と現実の区別や深層心理など人間の奥深くをテーマとしているため、内容は深い。そのため一度観て楽しめる映画ではなく、観てテーマを理解してじっくり楽しむような映画。
ダークナイト ライジング(2012年)
クリストファー・ノーランのバットマン3部作最終章。最終章だけ観てはおもしろさは半減どころか幻滅。ビギンズ、ダークナイト、ライジングと観ればおもしろさ、興奮度は最高潮に。
どうしてもダークナイトの悪役ジョーカーが人気になってしまうので、第2部には劣ってしまいがちです。しかしダークナイトはジョーカーとの戦い、そしてライジングはバットマンシリーズのクライマックス編とおもしろさのベクトルが全く違う。3部作のどれが良いとか比べるものではありません。それぞれがすべて良いです。
ダークナイト(2008年)
クリストファー・ノーランのバットマン2作目。通称バットマン・ダークナイト。前作の内容と登場人物を引き継いでいるため、今作のみでは深く理解することが難しい。
ヒーロー物の過剰演出や超能力はなく、お手製機械と科学装置で戦う一般人のコスプレヒーロー。刑事物のサスペンス・アクション映画の主人公がバットマンのコスプレをしているとイメージしてもらうとわかりやすいかも。
超能力を使うヒーローとして視聴すると期待はずれになる。あくまで刑事物サスペンス・アクション、一般人のコスプレヒーロー映画。
プレステージ(2007年)
監督/製作/脚本。2人のマジシャンの因縁の物語。ダークな雰囲気のサスペンス。ミステリーともいえますが、タネ明かしは微妙な気がします。アクションはなく終始暗い雰囲気でマジシャン同士のやり取りが続きます。
クリストファー・ノーランの派手なアクションとサスペンスが観たい人には退屈になってしまうかも。伏線回収や構成の秀逸さではおもしろさはありますが、全体的には地味なサスペンス・ミステリーになっています。
バットマン ビギンズ(2005年)
バットマンシリーズの第1作。バットマンの誕生や意思を知ることができる。アクション多め。設定を理解するのに時間がかかる。バットマンは超人ではなく化学兵器を使う一般の人間。アメコミ・ヒーローのような派手な演出はない。人間模様や正義と悪、復習の人間ドラマが多い。
メメント(2000年)
記憶障害になってしまった男のサスペンス映画。時系列を過去へさかのぼるカラー映像と時系列通りのモノクロ映像が交差する構成の革新的な映像です。
内容は斬新で構成も凝っています。しかし初見ではわかりにくいのと、理解できない、理解するため集中しなくてはいけないので、サスペンス映画でありながらミステリー部が大きく集中力を要します。クリストファー・ノーランの時間描写のこだわりを感じさせる映画な点は魅力。さっぱりと楽しめる映画ではなく、じっくり取り組んで視聴したい映画。
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