『カイジ ファイナルゲーム』の感想。藤原竜也のカイジ節が炸裂する安心して観れるカイジ映画

カイジ ファイナルゲーム

『カイジ ファイナルゲーム』2020年の感想。福本伸行の漫画「カイジ」の映画第3作目。ドラマとサスペンス映画。今作は映画オリジナルストーリーとなっており、漫画原作ではありません。

藤原竜也が演じるカイジは原作の漫画には忠実ではないものの、漫画以上に良い演技をしていて観るものを楽しませてくれます。予告編で藤原竜也が「あ~キンキンに冷えてやがる。悪魔的だ~」とビールを飲むシーンはカイジ以上の何かに昇華された迫真の演技ですね。

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カイジが「最後の審判」に挑む

景気悪化により日本中が不景気に。カイジも毎日の金に悩むある日、持ち込まれたゲームに挑戦する。カイジは苦戦しながらも勝利し、現金か秘密の情報かを選択することに。カイジは迷わず秘密の情報を選び、次なるゲームに期待します。

カイジは秘密の情報を知るが、情報提供者の目的はカイジのギャンブルの腕を見込んでの依頼でした。自分にとって無意味なゲームと断ろうとしますが、その相手はカイジを苦しめた「帝愛グループ」だと知り引き受けることに。

5,000億円をかけたゲーム「最後の審判」。対するはカイジの所属する派遣会社の社長「黒崎」。底辺とののしられながらも強気で望むカイジ。黒崎の卑劣な手にカイジは負けることを諦めないのです。

カイジっぽくて楽しめる

とにかく藤原竜也のカイジです。基本的に映画版はカイジが騒ぐだけで楽しい。金と仕事、権力に向かって言いたいことをガンガンと怒鳴りつける。それを観ているだけでストレス発散になります。

シリーズを知っている人ならカイジが何か仕込んでるんでしょ?と予想はできつつも、それはそれで楽しいのです。相手がしてやったりと思っているところに、カイジがさらにしてやったりと。悔しそうにしている相手にギャーギャーと藤原竜也がかぶせてくるのもお決まりですが楽しいです。

ラストのラストもどうせそうなるんでしょ、とわかってはいるもののお決まりパターンが登場して安心。途中で敵の知能集団を打ち負かしてきたカイジなのに、最後の最後で決めてくるのは知っててやっているのではいかと勘ぐってしまいますね。

ファイナル感はない

ファイナルゲームのタイトルだけあって、何かしら総括する内容なのかと思いきやそうではありません。単純にカイジの3作目といった内容ですね。ファイナルの映画で今までキャラクター総出演も寒い演出ですが、そういった感じもありません。

ゲームの盛り上がり感も前作までより欠ける気がします。逆に言えば第1作、第2作が良かっただけに仕方ないかもしれません。ハラハラドキドキはいま一歩ですね。

内容がファイナルっぽくないので、リベンジでまだまだ続けてほしいですね。藤原竜也とカイジのキャラクターを終わらすのはもったいないと思います。

最後の方の良い場面で前作を観ていない人にはわからない演出があったのが残念です。知っていれば胸が熱くなる展開ですが、知らないと何が起こったのかわかりません。せっかくの良い場面でもったいない気がしました。

藤原竜也のカイジファンは必見

ゲームの内容やストーリーはもう一歩な部分がありますが、藤原竜也のカイジ節は健在です。内容云々よりカイジを観てて楽しいのはキャラクターが立ってきたといえるのではないでしょうか。キャラクターに頼ってばかりでも良くないので内容もがんばってほしいですね。

カイジファンなら必見の『カイジ ファイナルゲーム』は十分見ごたえのある映画です。初めてをカイジの映画を観る人にも楽しめ、カイジワールドを満喫してください。そしてカイジが気に入ったら第1作、第2作と観るともっと楽しめます。

藤原竜也演じるカイジが言う「あ~キンキンに冷えてやがる。悪魔的だ~」のシーンでニヤニヤしたい人におすすめの映画ですよ。

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