「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」の感想。善逸がかっこいいのは間違いない。

劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編

「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」を映画館で視聴してきましたので感想と評価をしてみたいと思います。ジャンプ世代ですが漫画は読んでいなくて、アニメから入った人です。ワンピースの作画崩壊アニメと比較するのは失礼なくらい出来が良いので、アニメ制作会社の違いは大きいなあと感じています。

「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」はファン映画

はっきり言って映画単体作品としては微妙です。よくあるアニメで人気が出たから映画も作ってみましたという内容。アニメからのキャラクターとストーリー展開を知っていないと十分楽しめません。

アニメの最終回「第二十六話 新たなる任務」魘夢と煉獄杏寿郎が無限列車に乗っているシーンでエンドをむかえ、どうなっていくのか気になった人には待ちに待った続きです。しかしアニメ最終回を観ていない人にとっては何の説明もなく無限列車で柱の煉獄杏寿郎に会うのは意味がわからないはずです。

なんとなく次を期待させるシーンで終わったアニメ版から引き継ぐ形で公開になった「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」は、映画内のエンドでやっと一区切りついたといったところです。そういった意味でもアニメの最終回が今作の映画が本当の最終回なのかもしれません。ちなみに映画でも次を予想させる、いや「次がないと困る」終わり方になっていて目が話せないのもニクい演出です。

19話「ヒノカミ」と比較される

映画は良かったは良かったが19話「ヒノカミ」神回のほうが感動しました。炭治郎と禰豆子が「下弦の伍 累」と戦い苦戦しながら鬼に打ち勝つといった内容。実際には冨岡義勇が来なければふたりとも殺されていたでしょう。それは鬼の力が強力であることの証となっています。

19話「ヒノカミ」は炭治郎と禰豆子とその家族が力を合わせて戦ったこと、家族を殺された鬼たちに一矢報いたこと、アニメの演出などいろんな要素があるため神回と言われるほどになっています。たしかに何度観ても感動するのはアニメ演出が突出しているからだと思っています。

さて、そう考え映画と「ヒノカミ」回を比較してしまうともう一歩と言わざるを得ません。映画館に足を運ぶ前はあの「ヒノカミ」回ほどの感動があるのかもしれないと期待していましたが、それほどでもありませんでした。

ネタバレになりますが「ヒノカミ」は禰豆子とタッグで戦いました。今作の戦いは伊之助と共闘。戦闘シーンとしては迫力があります。しかし胸が熱くなる涙腺崩壊シーンではありませんでした。あの神回を超える演出はなかなか超えられることはないということですね。

やっぱり善逸がかっこいい

個人的に良かったのはピンチのなった禰豆子を善逸が「壱ノ型 霹靂一閃」で助けるシーン。雷演出と善逸の登場シーンでは「やっぱり来たか」と思わせる、ヒーローは遅れてやってくるを地でやってくれます。

第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」では我妻善逸は1位になっているほど。竈門炭治郎はいいお兄さん。伊之助は脳筋。禰豆子はかわいい。その点、我妻善逸は繊細で弱気におふざけですが、隠れた強さがあり、霹靂一閃で雷と共に駆け抜ける姿はかっこいいに決まっています。人気があるのもうなずけます。

ファンが盛り上がった一種のお祭り騒ぎ

「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」は無数のファンが盛り上がったお祭り騒ぎといった印象です。アニメから観てキャラクターやストーリー展開をわかってから観れば最高の映画だとわかります。しかし今作の映画だけ観ても何が何やらわからないと思われても仕方ない内容かもしれません。

興行収入だけで「千と千尋の神隠し」「君の名は」と比べるのは土俵が違います。あちらは映画だけで完結し楽しめるすごい作品たちです。映画の鬼滅の刃は全体を通じての一部であり、これからも続きが期待でき、完結までの道筋が見えているのが他の作品と違うところです。

今回の映画を観てアニメから観てみたいと思う人もいますので、初めての人にもおすすめできる作品です。アニメファンなら必見は間違いなし。今後も続きが楽しめる「鬼滅の刃」は観て損はない、観ないと損なアニメ映画です。

漫画では最終回を迎え、ラストが決まっています。それまでのストーリー、メディア展開をエンタメとしてきっちり描ききってほしいですね。「鬼滅の刃」は今作の映画だけでなく今までのアニメ版も、期待できるであろうアニメの続編も今後も楽しめる世界観となっていますのでおすすめですよ。

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