Evernoteをずっと使っているのだけどどうしても使いにくいという点があってそれがどうしても許容できないのでOneNoteを検討してみることにしました。そのメモです。
検討時点は2017年3月。使用環境はPC用のWindowsアプリです。
Evernoteは文字入力のカーソル調整ができない
EvernoteとOneNote違いは少しづついろいろあるので細かい点は抜きにします。僕が一番使い勝手が悪いという部分は末尾まで書くとその下にスクロールしないというところです。
Evernoteでちょっとしたメモや文章を書いていくと一番下まで書ききりますよね。その下に続けて書いていくと強制スクロールができないということ。ページのボリュームが多いと文字入力のカーソルが常に一番下で入力を続けないといけないのです。
ほかのテキストエディタであれば文字入力カーソルを任意の場所までスクロールして調整することができますが、Evernoteは一番下で入力をし続けなくてはいけないのです。対策として改行を連続入力してカーソル位置を調整していますが、結局は改行を入力しているのでほかにコピペした場合や保存の場合に改行があることにデメリットを感じています。
ヘルプを参照したりしても方法がなさそうです。以前から感じていた気になる点でしたが一向に改善されないのでほかの人は気にならないのかなぁと思っていました。でも文字入力を続けたりページ内容を追加したりするときにカーソルが常に最下部にあるって問題あると思うのですけどね。
ちなみにOneNoteは文字入力カーソルは任意の位置までスクロールできました。
Evernoteは文字入力が遅い
テキストエディタに比べるとですが、文字入力がワンテンポ遅いです。文章量が長くなってくればなるほど遅くなります。かといって何も書いていない状況でもワンテンポ遅い。テキストエディタで入力すると違いが顕著にわかります。
テキストエディタはキーボードのタッチと同時に入力されサクサクと書き進めていくことができます。でもEvernoteはワンテンポ遅いので入力ミスがでやすく軽快感がありません。
超軽いテキストエディタと比べることが問題だと思いますが、気になる部分ではあります。対策としてはちょっとした文章入力であればEvernoteに直接入力し、長めの文章はテキストエディタで入力してからコピペしている状況です。
OneNoteはGoogle日本語入力が使えない(追記あり)
簡単に試してみましたがOneNoteはGoogle日本語入力が使えなさそうです。MicrosoftIMEを使えば日本語入力ができるのですが、Google日本語入力にかえると日本語は入力できなくなるのです。
とりあえずOneNoteを使うときはMicrosoftIMEに変えています。ソフト間で入力方式が変わるのは面倒ですのでこの点は要件等だと思っています。
追記:サブノートパソコンではOneNoteでもGoogle日本語入力が使えました。どうして使えないのかはわかりません。今後はどちらの日本語入力を使っていくかも含め検討していきたいと思います。
2018年3月
下記のサイトを参考にしたらOneNoteでGoogle日本語入力が使えるようになりました。I
Windows 7 から Windows 10 へアップデート後、Edge やコルタナなどで、Google 日本語入力が利用できない場合の対応方法
OneNoteはページの中にメモ帳のような入力領域がある
OneNoteを使ってみて最初に躓いたのがこの点です。Evernoteであればページは一つの文字入力領域です。でもOneNoteはページの中に複数の文字入力領域を作ることができるのです。
自由度が高いといえばメリットに聞こえますが、ノートの最下層は単一入力領域がシンプルだと思います。OneNoteだとページの下層に付箋のようなメモ領域があるような使い勝手です。
まとめ
EvernoteとOneNoteは一長一短。どっちがベストとはいえない状況かもしれません。僕の場合はテキストメインのメモ帳代わりとして使っていますので、テキストファイルの使い勝手が便利なことが選ぶ基準になります。
ノートブックアプリを二つ並行して使うのは面倒ですのでしばらく両方使ってみてどちらかに決めようと思っています。
追記:OneNoteを少し使ってみた
PCアプリに関してはEvernoteと結構使い勝手が違います。自分なりのちょっとしたメモを取っておきます。
OneNoteはワードのような使い勝手
Evernoteはアプリ自体にメモを書き込んだりする使い勝手でした。でもOneNoteはファイルをOneNoteアプリで開くというイメージ。これに最初と間取りました。
OneNote事態に保存されるのではなくOneDriveに保存されるのですね。ですから削除はOneDriveからファイルを削除することになります。
最初はEvernoteを使っていた人は同じような使い方を想像していると思います。でも考え方をリセットしてOneDriveに保存されているファイルをOneNoteで開くと覚えておけば戸惑うこともありません。
Evernoteから移行はOneDriveに保存される
EvernoteアプリからOneNote移行ツールで移行しました。Evernoteを長年使っているイメージだとEvernoteからOneNoteにファイルが移ると考えていました。でもこれも違っていて、EvernoteファイルはOneDriveに保存され、移行されたファイルをOneNoteで開くことになります。
ですから最初は移行完了してもOneNoteでは表示されません。OneDriveのファイル保管庫からOneNoteで開くのです。一度開いてしまえばOneNoteにショートカットが残りますので次回からはOneNoteから直接開くことができるようになります。
最初はできないと何度か移行していみました。複数移動したのでOneDriveに複数同じファイルが保存されていました。理屈さえわかれば簡単に操作することができると思います。
文字入力は軽快な気がする
OneNoteの文字入力は軽快な気がします。Evernoteでは引っ掛かりを覚えていましたがOneNoteではそんなストレスはないような気がします。
この程度であればテキストエディタを使わなくても直接OneNoteに書き込んでもストレスなく長文を入力できるかもしれません。文字入力の感覚はすぐには判断できませんのでもう少し使ってみる必要がありますね。
スマホアプリについてはこれから使っていく
主にPCで利用するのでスマホアプリは試していません。でもダウンロードしていますので少しづつ触って感想や使い勝手を追記していきたいと思います。
スマホアプリで編集することはなく、主に閲覧だけなのでそんなに気にすることはないかなぁと思っています。ちなみにメモ帳アプリはGooglekeepを使っています。
Evernoteの一番気になった文字入力がOneNoteでは改善されそうなのでもう少し使っていこうと思います。
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