Googleの低品質記事と高品質記事は境目があるのかないのかわかりません。検索結果で上位に来れば高品質で、低順位だと低品質なのかなぁと疑問に思ったりします。
クロールの妨げになるので低品質記事を削除すれば順位やアクセス数があがるとされています。サーチコンソールやアナリティクスで順位やアクセス数をみて削除している人が結構いると思います。
僕もその意見に押されて低品質記事を削除しようとしたこともあります。でもそれが正しいのって最近思うようになりました。
低品質記事はGoogleが今の段階で判断していることですよね。でもネットや検索クエリは日日進化しているし、検索ボリュームも変わる。であれば低品質記事もいずれ高品質記事に成長するかもしれません。
文章量が短いとかコンテンツが薄いといった低品質は改善する余地があります。でもカテゴリと業界に精通した人が用意するコンテンツであればいずれは高品質になる可能性があります。
もう一つは検索されるクエリではないけど、カテゴリの情報を知りたい人にとって新しい発見になるかもしれません。今まで気づかなかったけどこんなことがあるんだって発見ってあると思うんですよ。ですから検索クエリになっていない記事も必要だと思うんですよね。
今は検索ボリュームも多いけど将来は衰退するクエリ。まったく検索されないけど、将来は成長する検索クエリ。どちらも存在するに違いありません。
新しくできたお店、新発売のプロダクト、まったく新しいジャンルのサービスなど。月日が経つに連れ検索クエリもボリュームも変化します。ですから検索されない、アクセスされないから低品質記事ではないと思っています。
アフィリエイトの商法だけ狙っているならアクセス数が少ないのは低品質と判断できます。でもカテゴリに精通しているならこの記事は絶対に知っておいたほうがいい情報がありますよね。それを気合を入れて書いたのであればいずれアクセスは来ると思っています。
それには内部リンクで自分がおすすめするコンテンツを教えてあげないといけません。そうするとユーザーは新しい商品やサービスに気づきコンテンツの作成者に感謝します。
その結果検索クエリに変化が起きて自分の記事が検索結果1位になるかもしれないのです。
結局は低品質記事か判断する材料がアクセス数や検索順位なのか、カテゴリとジャンルに精通した自分の最良なのかの違いです。低品質アフィリエイターはツールに頼らざるを得なく、カテゴリマスターは自分の知識を信じます。
コーヒーカテゴリマスターがこのコーヒー豆と挽き方、入れ方をすればとてもおいしいコーヒーができるコンテンツがあったとします。でもそんなマニアックな情報は素人には知る由もありません。誰も知らないなら検索クエリには反応しないですよね。
低品質記事を削除するに対して自分の思ったことを書いてみました。要するに低品質を残す、削除、リライトするかは運営者次第ですし方針かなぁと思ったりします。
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